文遊吟社 あの句この句     戻る

3月課題「模様」の徒組の句、を題材の川柳教室。
講師は文遊吟社顧問 江藤一市さんにお願い致しました。
川柳好きの皆さんのお役に立てたら、嬉しいかぎり、  可福
句番 18 温暖化地球京都で模様替え
 迫力に乏しいので共感が得られなかったのだと思います。
      ※模様替えエゴが戦う温暖化
 
句番  2 斜光浴びて過去を浮かべてロンドする
 ロンド(輪舞曲)という一般に浸透していない言葉を使っても共鳴してくれる人が少ない。
 第一課題の「模様」が見えない。

句番 47 荒れ模様妻が示したテレパシー
 解るようなわからないような句。テレパシー(精神感応・遠隔現象)よりもっと具体的なものの方が共感が得られましょう。
      ※荒れ模様襖へ妻の朝の音

句番 88 そのまんままだら模様の知事選挙
 まだら模様の選挙とはどのようなものか理解できない人が多いでしょうね。

句番 75 天日干し孫の作った島模様
 島模様?縞模様?
      ※布団干し孫に自分で差す模様

句番 83 寝転んでレモンハートの天模様
 天模様と言う言葉は聞いたことが内ですね。 
      ※草の寝て雲の模様はハート型

句番 27  曾根干潟風が模様をつけて過ぎ
 
北九州の人こそ知っている地名で他の地方の人には理解出来ません。固有名詞は衆知のもので無いと通じません。 有明干潟なら通じましょう

句番 91 地模様はサクラサクラと決めてある
 独り決めしても共感は得られないでしょう。
      ※地模様のサクラ娘を春にする

句番 52 発熱や天井模様恋模様
 切れ字は感心しません。「熱の目に」などとすれば良い。
 リプレーン(繰り返し)という手法はあるが、この句の模様の繰り返しは重苦しい。
     ※熱の目に壁をハートが往き来する

句番 76 サクラ散る一足早い雨模様
 中七の一足早いが問題。 一足早いは予期していたよりもということ。
     ※空模様今夜のサクラ気に掛かり

句番 78  突然に土砂降りになる空模様

 空模様は先を予想する時に使うので、この場合は何となく違和感を覚える。
     ※突然に豪雨来そうな空模様

句番 59 空いっぱい広がる春の雲動く
 これを「模様」と取るか否かは微妙な所、課題外れと見る人もいましょう
     ※雄大な模様を夏の雲が描く

句番 34 子を叱る様子重なる春休み
 何と何が重なるのか?一寸理解に苦しむ。
      
句番 25 雨が降り輪の模様見る池の中
 状況報告だけでは魅力が無い。
     ※雨が描く鎖模様をいけに描く(わざと繰り返しにしてみました。)

句番 39 暴露する裏の模様が見えて恥
     ※恥ずかしい思い露見の裏模様

句番 70 飲み過ぎた朝俺を見る妻の角
 余り嬉しくもない状況をそのまま報告をしても共感は呼べない
     ※二日酔いの目に妻の角映える

句番  7 会見の模様言うたら逃げるだけ
 何を詠もうとしているのか解り難い。

句番 16 指折りの指がちらめく万華鏡
  万華鏡に指はしっくりしない。
     ※きらめきは恋の欠片か万華鏡
江藤一市 氏 の川柳教室です。 
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 皆さんで、もっともっと川柳を楽しみましょう。 意見交換もしましょうよ。