文遊吟社 あの句この句
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5月課題「漫ろ」の徒組の句、を題材の川柳教室。
講師は文遊吟社顧問 江藤一市さんにお願い致しました。
川柳好きの皆さんのお役に立てたら、嬉しいかぎり、 可福
| 句 5.プロポーズ漫ろ心が邪魔をする 漫ろ心とは@何となく落ちつかない気持 Aあてどもない考え B浅はかな考え この句の漫ろ心を@ととれば句は成立するが下5がなんとなくすっきりしない。 ※プロポーズ漫ろ心を持て余し のほうがすっきりすると思うが 句番31.明治の母漫ろたくまし九十七 6・7・6では全くリズム破綻。口調良く読めない。 句番38.なんとなく一人旅して自分見る 下5がぎこちない。 ※思い立つ自分探しの漫ろ旅 句番54.そぞろ寒い一日苦い水を飲む 背信か?裏切りか?苦水を飲まされた日の鬱ですね。解ります。 ※苦い水呑まされた日のそぞろ鬱 句番65.いとしさ胸にそぞろ歩きの影二つ 何となく口当たりの良い言葉を選んで並べ立てても芯が無いので心に残らない。 句番37.勝利するそぞろでなくて誉めてやる そぞろに勝利するとはどういうことか理解に苦しむ。 漫ろの使い方が不適当。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− お題 「優しい」 優しさに自由うばわれ青い空 どういうことを読みたいのか解らないですね。 「青い空」とは晴れ晴れとした気持とか、自由の喜びとかを、 表現するときに使われる言葉です。 従って中7と下5の言葉は繋がらない様に思います。 これが、自由を与えられてだったら青い空に繋がるのですがね。 あまり優しくされるので、遂にほだされて、情に絡まれた。 と解釈出来ぬこともありませんがね。 それだとしたら下5の句語に替えたら良い句になりましょう。 ※優しさに絡みつかれた花曇り 優しい瞳父のゲンコは痛かった 上5と下5の脈絡が感じられない。 上5でぷっつり切れているように思われる。 ※ゲンコとは裏腹父の瞳が笑い ※言葉ほど怒っていない優しい瞳 母の温もり手に旅立ちの不安消す 少し欲張りすぎ、盛り込む道具建てが多すぎる感じ。 母の温もりで優しさを表し手あるのは良いのですが、 「手に」と言う言葉に引っかかります。 何か弁当でも作ってそれを持って(手にして)旅立つのか? とも考えたのですが、そうすると不安消すと言う言葉との 繋がりが、今いちの感じになるのです。 ※旅立ちを母に優しく見送られ ※母の温い語に旅立ち励まされ ※母の温もり抱いて異国の旅に発つ |
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