| 腹痛は突如訪れる 胆石とは、胆汁の成分が石のように固まったもので、その構成成分によってコレステロール胆石と色素胆石(ビリルビン胆石)の2つに大きく分けられます。コレステロール胆石は、胆嚢内でコレステロールが結晶化したもので、一方ビリルビン胆石は、胆汁中のビリルビンとカルシウムが結合して石となったものです。と専門家が言う。本人は意識して作る訳じゃない。悪化すれば腹膜炎や敗血症、腎不全から胆のう癌までにつながる可能性のある病気だ。 厄介なことに、ある日突然現れる。わたしの場合も突然と言えば突然、胃が重苦しいような鈍痛、いつもの胃痛と違うのは感じた。取りあえず胃酸を飲んで寝ようと思うのだが痛みは治まらない。みぞおちから右側に、突然刺すような痛みが走ったり、寝てても背中右側が痛み寝て居られない。翌朝を待って歯医者ぐらいしか縁がない医者の所に行く決心をする。胆石の原因としては脂肪の過剰摂取、過労、過食、アルコールの過剰摂取などが挙げられるが、もうひとつストレスも大きな要因。とも言われているがそんな事が遇ったのか五十年間せっせと石を作っていたのか。しかし酒が原因とは考えたくない。 |
| 胆石発見 翌朝、町医者が開く時間に行き「先生、胃が痛い痛み止めてください」と開口一番、先生は「今朝は何を食べたのかね」「昨日は」と質問詰め、「今日は食える状態じゃない昨日はいつも通り酒飲んで寝ました。夜中に痛くなりましてねぇ」の会話の後取りあえず、「点滴をそれに血液検査だ」と看護師に指示し。点滴開始、小一時間痛みは治まる筈が治まらない、頭をひねり始めるおじいさん先生、寝ていても重苦しい。 とにかく何処がどう痛むかを伝えないかぎり病状の改善は無いことはわかっていてもハッキリ何処が痛いか鈍い人間にはわからない。「しばらく横になってなさい」と言われ、ほったらかされては大変と私は、本当は何処が痛いのか実況中継を始めた。「痛い痛いみぞおちが痛い痛い・いや背中背中背骨の右・胃の裏」「胃をひっぱている痛み」思いつくまま喋っていないと余計痛む。 じいさん先生の娘の女医さんが何か気が付いたかのように「エコー検査しましょう。」と検査室に連れて行くように看護師に指示。エコー検査(超音波検査)妊婦の胎児の様子を見る装置で油の様な物をお腹の上部に塗り、胃の周囲を探った.。「ここが胃・肝臓・下に胆嚢と順に調べ、胆嚢にでこぼこがあるのを発見。「これだわ、急性胆嚢炎ね。よく調べないとなんともいえないけど」・・・(おいおいもう決め込んでるよと思う) 「検査次第では切除手術が必要ね。」「病院を紹介しましょう、今すぐに行かれてください。」町医者では手術も出来ない。(追い返された感じであった。) |
| 町医者から病院へ その足で紹介状をもって病院の外来に、受付はどこも、他人の痛みなど解ちゃくれない。診察券を発券するのに待たされ、痛くて弱っている俺に、内科か外科かって「そんなこと俺が決めるのか?」出来れば切りたくない。通常の酒が飲める状態になりたいだけだどちらでも良い。 しばらく待つと、「このカードを持って内科の受付に行ってください」。また、内科は爺さん婆さんで込んでいる。痛みは更に痛くなる順番がなかなか来ないとイライラし更に痛みは増してくる。小一時間待ってから名を呼ばれ、内科の内側の待合いに入れられる。 また待つのか?外来看護士が体温計問診書をもってくる。いよいよ診察の準備だ。 町医者で貰った紹介状を看護士に渡し診察を待つこと30分。診察もしないで「外科に行ってください。」とつれない言葉。 診察くらいしてもバチはあたんねーよと思うが痛みに心は負けている。言われるままに、外来の外科に行きもう状態は最悪で何したか覚えていないが血液検査の採血をした。診察ベットに横になていたら外科の医師が来て診察も無く胃の検査に、時は12:00は廻っていた。病院の外来は土曜日は午前中だけの診療である。 |
| 胃の検査 担当医師が直接、胃カメラで検査するとのこと、検査室に車椅子で行き、胃の検査を行った。喉を痺れさせれ薬を口に入れ、次は口に輪っぱを加えさせられ、直径1cm位の光ファイバーの胃カメラを喉の奥に突っ込んできた。ウェヴェ〜たまらない。 一寸法師を飲んだ鬼の如く、胃の内部から胃壁をカメラで突くように、グリグリやっている。やる方はいいがやられる方はたまらんですよ。 終わった後の台詞が洒落ている、あんだけいじめて「胃には異常が無いことが確認できた」おいそれだけかよ!。 |
| 休日は点滴だけ 胆嚢炎を起こした場合は血液検査、画像診断が行われる。白血球数、C反応性蛋白の上昇によって炎症であることがわかる。超音波検査、CTでは胆石の発見、胆嚢壁の肥厚によって炎症を起こしていることが診断される。 土曜の午後から日曜日に掛けて病院の検査はお休み、病原菌や痛みに休みは無いんだ何とか、治療の先手を取りたいものだが患者の立場は弱い。「検査は出来ないが帰す訳にもいかんですな、入院出来ますか。」「ハイ」「病棟に連絡しましょう」入院決定、即入院 車椅子で病棟行きとなった。 治療は絶飲食のうえ、電解質と水分を体に点滴し、抗生物質を投与する。無石胆嚢炎や胆嚢の壊疽、潰瘍、穿孔がある場合は手術で胆嚢を摘出するのだが、検査しないことには、月曜に成らないことには、それまで絶食・点滴で待つことになる。土曜日の急患は看護士にも患者のも最悪ですね。 胆石症の最も特徴的な症状は、胆石仙痛発作とよばれる急激に起こる激しい発作性の上腹部痛です。脂肪分の多い食事をとってから数時間後に出現することが多く、一般的には夕食後の寝入りばなに起こりやすいようです。これは、胆石が胆嚢管や胆管の末端に嵌頓することによって起こります。本人は「胃けいれん」と感じることがあります。これこれです。僕はと思いました。腹痛は、心窩部(みずおち)から右季肋部(右脇腹)にかけて出現し、右肩や背中へ放散していきます。これも感じた。 ただ、悪寒、戦慄、発熱などを伴うこともあり、老人の場合このように激しい仙痛発作を起こさなくても、右脇腹の鈍痛、重圧感、右肩のこり、右背部痛などの症状だけのこともあります。また、なんら症状がない人も珍しくありません。胆石の嵌頓により、胆嚢炎を伴って、腹痛、発熱とともに黄疸がみられることもあります。と書には書いてあります。 |
| CT検査 さて、月曜日になりCT検査を行った。私は行われた方で行ったのは検査技師が行うので、呼ばれるまでジィーット待つしかないのです。いよいよ、CT検査なにも痛くもかゆくもない検査で、自分の身体の輪切り映像が見られるとはたいした技術だなと検査を受けた。結果は胆嚢が写っていない? え〜、造影剤が廻っていない、通常の胆嚢は白く写るンですよね。エコーを撮りましょう。 CTでは胆嚢がなんかの異常があるのが確認出来た。まだ処置がハッキリしない。状態でした。一日はあっけなく過ぎ、点滴のためか痛みは消えていた。 |
| 超音波検査 検査には、腹部超音波検査法があり、胆石が存在することを比較的簡単に調べることができます。エコーで魚群探知器のように影が映る。検査技師が魚を探す漁師のごとく私の腹に探知器を移動させ発見「こりゃ手術だね」って。君は医者じゃない 医師に会う前に覚悟は決まったが、もしかしての期待が残っている。 |
| 医師説明 大きさが10mmを超えると腺腫性ポリープの一部が悪性化したり、まれには小さくても悪性の腫瘍(胆嚢癌)を認めることがあります。 したがって、10mmを超えるポリープや、徐々に大きくなったポリープは危険とされ、胆嚢の壁に凹凸が有る悪性で無いといいが、良性・悪性のかんべつが難しいものがあり胆嚢を摘出して顕微鏡で調べる(病理検査)事が一番確実な方法です。胆嚢摘出術が望ましいと考えます。てな事で、お決まりの危険ゼロじゃ無いよと説明から手術方法、全身麻酔で判らないうちに終わりますよ。 医師と病院の都合を調整し11月1日午後1時 これで行きましょ。いちいち拘って、腹腔鏡下手術で行われるようになりました。 |
| 手術前 肺活量の検査、脈拍の検査それに、浣腸準備万端、病室から手術室に看護士に運ばれ移動、エレベータでは他人が気の毒そうな目で見ている。しょうがないから目を閉じていないと格好が悪いし、目を閉じていたら死人と間違えられてもと思いつつ手術台に、麻酔を・・・・後はわからない。 |
| 腔鏡下手術 お腹を二酸化炭素のガスで膨らませ、腹腔鏡と呼ばれる細長いまっすぐなカメラをお腹に差込み、お腹の中の様子をテレビモニターに映します。お腹にさらに数ヶ所の小さな傷をつけ、モニタを見ながら手術器械(手術器具)を差し入れて、お腹の中で従来の開腹手術と同じ内容の手術を行います。 この方法ですと、傷は数か所(4か所)ですが、その大きさは0.5〜1cm程度で、へそ付近の1か所は胆嚢を取り出すために少し大きく切りますが、これも3cmぐらいで済みます。また、手術の後に身体を動かしたり、歩いたり、食事を摂ったりできるようになるまでの時間も開腹手術に比べて早い、というメリットがあります。つまり腹腔鏡下胆嚢摘出手術は美容的に優れるだけでなく、身体にやさしい手術であるといえます。 |
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胆嚢の働き 胆嚢は肝臓から分泌された胆汁を蓄え、濃縮する臓器です。胆道(胆嚢と胆管)の機能は、肝臓で生成された胆汁を分泌し、十二指腸内へ排出することにあります。また、胆汁は体内で不要になったコレステロールやビリルビンの排出経路の役割を担っています。 |
| 胆嚢なくても大丈夫 胆嚢は肝臓の下に張り付くようにある袋状の臓器です。形はちょうどナスのような形をしています。胆嚢の働きは胆汁の貯蔵にあります。 胆汁は特に油物の消化に欠かせない液です。これは肝臓で作られており、胆嚢は単なるその貯蔵庫です。もちろん胆嚢も1つの臓器ですから、取らずにすむのであればそれにこしたことはありませんが、これがなくなっても胆汁は胆臓で作られていますので、胆汁の分泌には大きな問題はありません。 つまり貯蔵庫がなくなって、生産地からの産地直送になるとお考えください。 もちろん油物を食べ過ぎた時など胆汁の分泌が追いつかなくて下痢をすることなどは起こりえます。 |
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| 胆嚢結石(胆石) 胆嚢結石ができる原因はいくつかあり、この原因によってできる胆石の種類も異なります。 最も多いのはコレステロール結石といわれるものです。コレステロール結石の成因と考えられていることを説明します。肝臓の働きのひとつにコレステロールの代謝があります。コレステロールは水に溶けないので一部は胆汁の中に溶け込ませて肝臓外に排出します。胆汁の中には、コレステロールや胆汁酸といわれる脂質、リン脂質が含まれています。この中のコレステロールと胆汁酸のバランスが崩れると、コレステロールが結晶化して石のもとになります。胆嚢粘膜から分泌されるムチンというたんぱく質によってコレステロールの結晶がくっつきあって結石になっていきます。これがコレステロール結石です。結石ができるその他の原因としては、大腸菌の感染(ビリルビンカルシウム石)、溶血性疾患(黒色石)などが挙げられます。 数についても胆嚢内に1個だけ認められるものから、小さいものを100個以上も認めるものまで千差万別です。 |
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| 私の胆石は なんと胆石が、336個も有りました。暇に任せて一つずつ、列べてみました、色もいろいろ、こんなにいっぱいに成るまでなぜ痛まなかったのか不思議です。いや痛かったこともあるが鈍感であったためか。胆管が塞がったら黄疸になっていたであろうし、運が良いのか悪いのかわからない。 この数の記録を抜ける人がいればお知らせください。 |
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| 手術後 1日の午後に手術室に入り、その夜はICUにお泊まりで、翌朝は病棟に歩いて帰されました。昼からおかゆの食事、夕食は常食でした。お腹の穴を塞ぐように一針ずつ縫ってあり、へその所は三針縫ってありました。 石がいっぱい詰まった胆嚢を取り出した穴ですから、それなりに大きく開かないと出なかったようです。医師が「取り出すのが大変でした」「一・二個お腹の中に落としたかも知れません。なんか異物感があったら言ってください。」と冗談いってました。 術後一週間で退院しました。「お腹の中に落としたかも」はホントかもわかんないナ〜(笑) |
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