句の呼び方用語

歩きの句 あるきのく 発表誌に載らない句(乗らないの洒落)
暗合 あんごう 偶然、作った句が他人の句と同想であったり、同じであったりすること    盗作とは違う
印象吟 いんしょうぎん 図や記号を見て、そのものから受ける印象で句を作る
動く句 うごくく 主体が他の物でも差し支えない句
  (犬が猫になっても構わないような句)
詠史吟 えいしぎん 歴史および歴史上の人物を読んだ句
架空吟 かくうぎん 空想して読む句、 空想吟とも言う
花柳吟 かりゅうぎん 郭や花柳界で詠んだ句
関門吟 かんもんぎん 会場に入るとき、用意された題で一句作らないと入場出来ない句
狂句 きょうく 5.7.5であるが言葉によって笑いを引き出す言葉遊び
献句 けんく 忌や句碑除幕の折などに供える句
古風吟 こふうぎん 現代(近代)以前の時代や風俗を詠んだもの
雑詠 ざつえい 自由吟とおなじ。 創作吟
軸吟 じくぎん 選者が選した課題でみずから作句し発表する句 自句、軸
時事吟 じじぎん ニュース性を尊び社会的事象を読み込む。
時代吟 じだいぎん 古風吟と同じだが詠史吟と異なる
芝居吟 しばいぎん 芝居の事を詠む、
  課題月の芝居吟となれば月が出てくる芝居を詠む
自由吟 じゆうぎん 課題がない創作吟、自由に素材を選んで詠む  雑詠とおなじ
自由律 じゆうりつ 破調と同じ、定型(575)に束縛されない句、 評価が難しい
祝吟 しゅくぎん 祝い事のおりに作って贈る祝いの句
相撲吟 すもうぎん 柳人が東西に別れ、行事(選者)を立て、一つの題で即座に作句した句の優劣を付ける遊ぶ、余興
説明句 せつめいく ただ平凡な句で、穿ちや発見も無い状況を描写してる句
同想句 どうそうく 着想が同じ句のこと、
通り句 とおりく 共選の場合、二人以上の選者から選ばれた入選句
土匪吟 どひぎん ある人の癖や風貌などの特徴を、面白おかしく句にする
破礼句 ばれく 好色川柳、座興の句で、歩く句
没句 ぼつく 入選から漏れた句、落選句
持ち句 もちく その人の代表句、 自信作の2〜3句
病い句 やまいく 折り句や前句付けなどのルール違反した句
落語吟 らくごぎん 落語の中の題材で作る句


課題の用語

 「笠附」 かさづけ 上五を指定します。中七と下五を考え、川柳(5・7・5)をつくります。
 初心者の方でも参加しやすいので、人気があります。
「伊勢笠附」
「ゆるみ附
いせかさづけ
上五のうち頭4文字までを指定し、それに続く部分を考え、川柳をつくります。  四文字に続く助詞、接続詞などを自由に選べ気楽です。
「沓附」 くつづけ 下五を指定します。上5と中7自由に考えて川柳をつくります。
「据字附」 すえじづけ 中七を指定。上五と下五を考えて川柳をつくります。
「前句附」 まえくつけ 連句は「575」と「77」を交互に附けて遊ぶものですが川柳は「575」の「長句」で前句は「77」の「短句」と呼びます。
「折句附」 おりくづけ 五・七・五それぞれの頭1文字目を指定し、それに従って句を作ります。人名や地名、季節の風物を折り込めるので、これも人気があります。
気結び折句 きぶすびおりく 折り句のルールに「3文字」にちなんだ内容で川柳をつくります。
同字折句 どうじおりく 上五・中七・下五の各頭に、任意に選んだ「同じ文字」を入れるもので、 これも折句の一種とされます。
読込川柳 よみこみ川柳 選んだ言葉をそのまま読み込んだ五・七・五をつくります。
立入川柳 たちいり川柳 立入のお題は、たとえば『鳥の名前・二つ以上』という形で出ます。
鳥の名前を二つ以上選んで、句の中に立ち入らせます。
割句川柳 わりく川柳 割句のお題は、たとえば『けだもの(動物の名前)』などの形で出されます。 投句者はお題に沿って言葉を選び、これを任意の位置で2つに分けます。 そして、分けた文字を上五の頭と下五の末尾に入れて川柳を作ります。
字結び じむすび 題が漢字一字の場合、その字と他の漢字を組み合わせ熟語にして題とすること。


句会の用語
書き垂れ かきだれ 課題と選者名を長い紙に書き、披講壇上に掲げる
(洒落てイキに「ふんどし」とも言う
雅号 がごう 本名とは別な名前。生活とは別の人格となってのめり込む名前
佳作 かさく 秀逸とほとんど同じ意味
課題 かだい お題であり、評価の対象となる問、作句にあたり最低限答えて
共選 きょうせん 二人以上の選者が、同一の題で出句を選ぶこと
句箋 くせん 短冊状の句を記入する紙。3.5×18p白紙が一般的に使用する
位付け くらいづけ 入選句に良い句から位を付ける。(選者まかせ)
三才・五客・十秀 や 秀句・佳句・前抜き や 特選・準特選・入選
三才 さんさい 集句の中で最優秀句から  天、地、人 とする
五客 ごかく 三才に次ぐ佳句。 三才が主座に対し客座の五句との説
互選 ごせん 句会参加者が集句一覧からそれぞれ互いに選をし、合点で句の優劣を決める。 (互選の高得点に佳句無しと昔の人が言っていた)
ご馳走選 ごちそうせん たまに句会に顔見せするベテランなど実力にかかわらず、もてなす意味で選者を依頼すること
誌上大会 しじょう
  たいかい
 予め数題の課題と選者を立て、柳誌上での競吟大会のことで、
 参加者は全員投句となる。 有料・無料確認して投句の必用あり
宿題 しゅくだい 句会・大会などで予め題が公事されている課題
席題 せきだい 句会・大会当日に会場で発表される課題
選者 せんじゃ 集句の中から佳句を選び位付けする人。とりあえず先生と言って!
全没 ぜんぼつ 句会に参加し投句したが一句も入選しない時のこと
代講 だいこう 選者に代わり被講すること
代選 だいせん なんらかの事情で予定してた選者の代わりに選句すること
到着順 とうちゃくじゅん 大会などで同点の場合、出席順で順位を決める。
 会場に入った順番を記載するのが到着簿であり、混んでいる場合到着票なる整理券も発行し到着順位にも気を使う
投句 とうく 作った句を投句箱に入れる。 また会場に行かず、用紙に句を書いて郵送し参加すること 規定の投句料を添える
投句拝辞 とうくはいじ 大会に出席できず投句のみはお断りのこと
披講 ひこう 選者が入選句を読んで発表すること
文台 ぶんだい 脇取りともいう。披講する選者の脇で呼名する句主の雅号を句箋の記録する人。 記録係
連記 れんき 句箋より幅広の紙を使い、句を書き並べること。




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